30代会社員は逃げ切れるか?

30代会社員がアーリーリタイアを目指すブログ

人生は3万日しかない

生まれてから死ぬまで、約85年です。

それでは日数にするとおおよそ何日なのか、それは365×85で約3万日です。


85年と聞くとまだまだ先のように思いますが、3万日と言うとなんだか少なく感じます。

ちなみに1万日は約27年ですので、27歳の方は残り2万日、42歳で半分の残り1万5000日、54歳で残り1万日となります。

さて、あなたには何日残されているでしょうか。3万日は平均寿命で計算しましたので、健康に過ごせる時間、健康寿命を考えるとここからもう2.3千日程度、日数は減ってくると思います。

 

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それでは、具体的に42歳の時点で様々な事柄があと何日残されているのか、計算していきたいとおもいます。

あと何回食事を取れるか

42歳の方は、3食食べるのであれば後4万5000食を食べることになります。夕食に限定すれば、あと1万5000回の夕食を食べることになります。あと1万5000回しか食べられないのだとすると、大切に食べたくなりますね。


あと何日仕事に行くのか

週休2日であれば、65歳まで働いたと仮定しても出勤日はあと約6000日です。思ったより少ないですね。

ただ、あと1万5000日しかないうちの6000日であることは意識しなければいけません。


土曜日は何回来るか

みんなが大好きな土曜日は、あと2143回迎えられます。仕事に行く日数の3分の1しかないと少なく感じますね。

2000回程度しかないと思うと、誰と過ごすか、何をするか、大切に考えたくなります。


友達に会える日数

社会人になれば、同じ友人と毎週会うようなことは少なくなるでしょう。多くて一月に1回、人によっては数ヶ月に1回になるでしょうか。

年に4回会う友人がいるとすれば、友人に会う日数はあと168日です。もちろんこれは85歳まで友人関係が続き、お互い会える状況が続いた場合です。

更にその日友人と会ったからといって一日中一緒に過ごすというわけではないと思いますから、時間で考えるともっと少なくなります。この数字を見て私ももっと友人に会うべきだと思いましたし、もっと友人を大切にしようと思います。

 

家族に会えるのはあと何日か

あなたの親が30歳であなたを産んだと仮定して計算すると、両親に残された寿命はあと13年です。5000日弱となります。これだけでも割と心にくる数字ですが、さらに追い込んでいきます。

あなたがいま実家を出ていて、親兄弟と同居していないのであれば、年に何回帰省できていますか?お盆とお正月、年に2回帰っていてもそれぞれの滞在日数は長くて5日程度でしょう。つまり年に10日しか会うことができていません。

10日×13で、親とは後130日しか顔を合わせる機会がないのです。

実家を出てしまった兄弟や親戚であれば、尚更会う機会は少なくなるでしょう。大切な家族には積極的に会う機会を作っておくことが大切です。


誕生日はあと何回来るか

これは単純に85-42=43回です。

大人になると誕生日を意識することが段々減ってきますが、誕生日おめでとうと言ってもらえることは親と会うより少なく、とても貴重なことなのですね。

私も誕生日をホールケーキで祝ってもらうようなことはめっきり減りましたが、次の誕生日は自分に小さめのホームケーキを買ってみてもいいかと思いました。

 

最後に

誰もが人の顔色を伺いながら生きています。しかし、人のことばかり考えていると、ついつい自分のことは後回しになりがちです。自分を大切にし、自分の本当にやりたいことは何か、心の声を聞く時間もとても大切だと思います。

当たり前のことですが、人生は3万日あり、今日はその一日でしかありません。

しかし、今日という日は2度と巡ってきません。そして、今日というのはこれからの未来全てを含めて考えると、自分が一番若い日ということでもあります。

一日一日を大切に過ごしましょう。

ガチャの魔力

こんにちは。突然ですが、ガチャって楽しいですよね。え?あんなものにお金をかけて何が楽しいかわからない?いえいえ、科学的にもガチャは楽しいのは当たり前なんです。


ガチャは楽しい

ガチャが楽しいのは、欲しい景品をゲットできた時に脳がとても興奮するからです。私たちの脳は、嬉しい時にはドーパミンという快感ホルモンが出ています。
その後、ドーパミンはアドレナリンに変化。興奮が起こります。適度な運動をした時、恋をした時などもアドレナリンが出ています。

心拍が上がり、脳は覚醒し、エネルギーをたくさん消費する、体がやったー!と言っているような状態です。


一回いくら?
サービスによって異なりますが、ガチャは大体一回300円に設定されていることが多いです。

ガチャで手に入る景品は複製可能なデジタルデータなので、個人的には300円は少し高い気がします。


それでも課金する人は多い

課金したことなんてないよ、という方には全く理解できない課金ガチャ。それではゲームに課金したことのある人は何割程度なのでしょうか。

なんらかのアプリに課金したことある人は7割以上というアンケート結果があります。

スマホゲームにどれくらい課金してますか?1万円以上の課金は当たり前? 先週のアンケート結果発表! | カミアプ | AppleのニュースやIT系の情報をお届け

意外とみなさん課金していますね。ただ、日常的に課金をしている人は2割ほどのようです。


ガチャの当たり確率について
ガチャの排出確率は、低すぎてもいけないし高すぎてもいけないと思います。
ガチャはガチャであるから楽しいのであって、もし一回で確実に手に入るのだとすればそれはただのデータの買い物で、全くアドレナリンも出ないでしょう。
一方で、確率が低すぎるのも問題です。一回300円のガチャは1000回回すと30万円かかります。日本人の平均月収を上回るようなお金をかけてまでも当たりが出ないようなガチャは、誰もやろうと思いません。では、適度な当たりの確率はどの程度なのでしょうか。

 

一般的なガチャは、当たりの排出率が1%から1.5%くらいに調整されています。これは非常に絶妙な設定で、確率1.5%のガチャを50回回すと、約53%の確率で当たりが出ます。出るか出ないか半々……というところですね。そして、ガチャを50回回すためにかかる費用は1万5千円です。全く安くはありませんが、社会人がどうしても欲しいと思えば一月あたりこれくらいの支出は可能でしょう。可能支出金額と当たるか当たらないかのギリギリ感、そして当たった時のアドレナリン放出、どちらもギリギリを攻めた、非常に良い設定だと思います。


優越感もガチャの楽しみである
この絶妙な設定の効力は、当たりを引いた時だけではなく、そのあとも私たちに優越感を感じさせることで影響します。
先程のアンケート結果から、課金を日常的にする人は20%程度ということがわかりました。つまり、課金をするだけでそのゲームの上位20%に入ることができるのです。
無課金の人より課金をしてガチャをたくさん回した方が、人が持っていない当たりを持っている可能性が高くなるでしょう。そして当たりを持っている人が少なければ少ないほど、それは優越感を感じさせ、これもまたアドレナリンを放出させます。そして続けてそれを感じたいがためにさらなる課金をする…そうしてわたしたちはガチャの魅力にとりつかれていくのです。

 

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ご利用は計画的に
ギャンブル依存症は、ギャンブルを繰り返すうちにドーパミンが過剰に分泌されるようになり、脳がとても興奮を感じやすい状態になっていることが原因ではないかと言われています。
ギャンブル依存者の脳内でなにが起こっているのか - ログミーBiz

これによって、常人の何倍もの快感を感じるようになり、また同じ快感を感じるためにギャンブルを繰り返すようになってしまうというものです。
おそらく、ガチャもドーパミンが放出されていますので、繰り返していけば同じような現象が起きるのではないかと思います。


趣味にお金を使うことは良いことだと思います。ただ、快感を楽しむためだけにガチャを引いたりする様にならないよう、楽しく遊べる範囲にしておきたいですね。

のんびり生きたいだけ

人生でやりたいことを考えた結果、「毎日ゆっくり眠りたい」という結論になりました。


もちろん欲がないわけではないです。美味しいものも食べたいですし、旅行にもたまには行きたい。地位も名声もお金も、いただけるならありがたくいただきます。


ただ、自分が本当に欲しいものを考えた結果、1番がまったり過ごせる平穏な暮らしだったのです。

朝お昼近くにゆっくり起きて、コーヒーを淹れて飲む。のんびり朝食兼昼食をとって、午後は好きなことをする。夕食を作って食べて、ちょっと運動をしたりしてのんびり。夜はなにかテレビでも見ましょうか。そして眠る。私はそんな何気ない一日が大好きです。


それならエリートサラリーマンになる必要はないし、都会に住み続けることも、地位も名誉も必要ない。コツコツ貯金を続けてFIREすれば夢が叶っちゃうんです。

まぁ、毎日まったりのんびりだけして過ごしていると、脳に刺激がなさすぎて良くないような気がするのでその点は心配ですが。


なので最近は夢を叶える途中の寄り道をしている気分です。FIREしたとき、サラリーマン生活を思い出して、あーあのときあんな仕事したなぁとか、あの時期はめちゃくちゃがんばったなとかを思い返すための思い出作りの期間みたいな気持ち。毎日をそれなりにがんばりながら、いまは一つの通過点であるということを意識して過ごしています。


もちろん、私の生き方がこれでいいのかは未来の自分にしかわかりません。でも、せっかくなので今は今を楽しんでいこうかなと思います。

与沢翼さんのダイエットと『ブチ抜く力』

みなさんは与沢氏をご存知でしょうか?最近テレビで彼の姿を見かけることは少なくなりましたが、2013年頃は「秒速で1億円稼ぐ男」などの異名を持っておられた実業家かつ投資家です。

秒速で1億円稼いだ男・与沢翼さん徹底解剖!|村上信五くんと経済クン|文化放送

 

その頃はふぅん、そんなに稼ぐ人がいるんだくらいの認識でしたが、私が興味を持ったのは与沢氏がTwitterにダイエット報告をしているツイートを見かけたことでした。

与沢氏と言えばあの巨体。そしてそれを意にも介していないことで有名でした。

こちらがビフォーアフターです。なんと22キロも減量したとか!

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(与沢氏ツイッター@tsubasa_yozawaより)

そして驚いたのが減量のスピード。

彼はスタートの91キロからなんとたったの2ヶ月で22キロを落とし、69キロになったそうです。

 

なぜダイエットをしたのか

ダイエットの適正値は1ヶ月で体重の5%が目安で、通常は91キロから22キロ減らす場合、かなり頑張っても半年はかかると思います。

それを2か月って…。いくら彼が秒速男だからといってもペースが早すぎると思いました。

 

なぜ彼はそんなに急いでダイエットをしたのかと気になって調べたところ、なんと検討していた運用型の生命保険が、太っていることで加入できないか、掛け金が高額になることがわかったからだそうです。

え?そんなこと?と思ったのでよくよく調べていくと、私がイメージしていた100万倍くらい高い賭け金とリターンのある投資としての保険でした。それなら納得。

 

おそらく、そのことが彼が初めて太っていることにデメリットを本気で感じた瞬間だったのだと思います。太っていることはこれまで彼にとっては「状態」でしかなかったのでしょう。

我々一般人は太っているとたくさん不都合なことがあります。モテなくなるし、電車で座る時隣に気を使うし、市販の服も着られなくなる。

でも、いくら太っていても秒速で億を稼げるなら人も女性もいくらでも寄ってくるでしょうし、服が入らないならオーダーで作ればいい。痩せるより1億円稼ぐほうが簡単なのであればそちらに全振りした方が合理的です。

私はそこから彼の信念というか哲学が気になるようになりました。


与沢氏の強みは切り替えと『ブチ抜く力』

彼の強さは自分がこれ、と思ったことにその時の全部を賭け、力を費やすことができることではないかと思っています。

彼が初めて事業を始めた時は資産のほとんどを注ぎ込んだそうですし、ダイエットを始めた時は予定していた会食を全てキャンセルするなど、やると決めたら常に本気で挑んでいます。

まさに目標に向かって一直線、という言葉がぴったりくるのですが、私たちのまっすぐがせいぜい道なりであるならば、彼のまっすぐは文字通り道路も山も突き抜けて、本当にまっすぐ直線で目標に進んでいくようなイメージです。加えて、そこには常人が追いつけないくらいの勉強や努力があります。

ダイエットをしたいと思っていても取引先との会食を断れない私たちサラリーマンにはなかなかできないパワーで日々目標に突き進んでいることこそが彼の強みなのです。彼はこの力のことを『ブチ抜く力』と呼んでいます。

ブチ抜く力 (扶桑社BOOKS)

ブチ抜く力 (扶桑社BOOKS)

 


人生は短い、一直線に生きよう

我々サラリーマンは人生の大半を労働に捧げており、余暇は7日のうち1.2日と、とても短いものです。老後はゆっくり過ごせるかと思いきや、再雇用やシニアの活用などと、引退年齢はどんどん上がってきています。

私はいま30代ですが、私たちが高齢者になる時には80歳まで働くのが当たり前、というような未来が来ていてもおかしくないような気がしています。

そんなことを考えているうちに、私は自分の人生を労働から取り戻したいと思うようになりました。

与沢氏ほどの自信はないですが、自分に正直に、目標に向かってまっすぐ進んでいきたいと思います。

 


おつかれさまでした!