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与沢翼さんのダイエットと『ブチ抜く力』

みなさんは与沢氏をご存知でしょうか?最近テレビで彼の姿を見かけることは少なくなりましたが、2013年頃は「秒速で1億円稼ぐ男」などの異名を持っておられた実業家かつ投資家です。

秒速で1億円稼いだ男・与沢翼さん徹底解剖!|村上信五くんと経済クン|文化放送

 

その頃はふぅん、そんなに稼ぐ人がいるんだくらいの認識でしたが、私が興味を持ったのは与沢氏がTwitterにダイエット報告をしているツイートを見かけたことでした。

与沢氏と言えばあの巨体。そしてそれを意にも介していないことで有名でした。

こちらがビフォーアフターです。なんと22キロも減量したとか!

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(与沢氏ツイッター@tsubasa_yozawaより)

そして驚いたのが減量のスピード。

彼はスタートの91キロからなんとたったの2ヶ月で22キロを落とし、69キロになったそうです。

 

なぜダイエットをしたのか

ダイエットの適正値は1ヶ月で体重の5%が目安で、通常は91キロから22キロ減らす場合、かなり頑張っても半年はかかると思います。

それを2か月って…。いくら彼が秒速男だからといってもペースが早すぎると思いました。

 

なぜ彼はそんなに急いでダイエットをしたのかと気になって調べたところ、なんと検討していた運用型の生命保険が、太っていることで加入できないか、掛け金が高額になることがわかったからだそうです。

え?そんなこと?と思ったのでよくよく調べていくと、私がイメージしていた100万倍くらい高い賭け金とリターンのある投資としての保険でした。それなら納得。

 

おそらく、そのことが彼が初めて太っていることにデメリットを本気で感じた瞬間だったのだと思います。太っていることはこれまで彼にとっては「状態」でしかなかったのでしょう。

我々一般人は太っているとたくさん不都合なことがあります。モテなくなるし、電車で座る時隣に気を使うし、市販の服も着られなくなる。

でも、いくら太っていても秒速で億を稼げるなら人も女性もいくらでも寄ってくるでしょうし、服が入らないならオーダーで作ればいい。痩せるより1億円稼ぐほうが簡単なのであればそちらに全振りした方が合理的です。

私はそこから彼の信念というか哲学が気になるようになりました。


与沢氏の強みは切り替えと『ブチ抜く力』

彼の強さは自分がこれ、と思ったことにその時の全部を賭け、力を費やすことができることではないかと思っています。

彼が初めて事業を始めた時は資産のほとんどを注ぎ込んだそうですし、ダイエットを始めた時は予定していた会食を全てキャンセルするなど、やると決めたら常に本気で挑んでいます。

まさに目標に向かって一直線、という言葉がぴったりくるのですが、私たちのまっすぐがせいぜい道なりであるならば、彼のまっすぐは文字通り道路も山も突き抜けて、本当にまっすぐ直線で目標に進んでいくようなイメージです。加えて、そこには常人が追いつけないくらいの勉強や努力があります。

ダイエットをしたいと思っていても取引先との会食を断れない私たちサラリーマンにはなかなかできないパワーで日々目標に突き進んでいることこそが彼の強みなのです。彼はこの力のことを『ブチ抜く力』と呼んでいます。

ブチ抜く力 (扶桑社BOOKS)

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人生は短い、一直線に生きよう

我々サラリーマンは人生の大半を労働に捧げており、余暇は7日のうち1.2日と、とても短いものです。老後はゆっくり過ごせるかと思いきや、再雇用やシニアの活用などと、引退年齢はどんどん上がってきています。

私はいま30代ですが、私たちが高齢者になる時には80歳まで働くのが当たり前、というような未来が来ていてもおかしくないような気がしています。

そんなことを考えているうちに、私は自分の人生を労働から取り戻したいと思うようになりました。

与沢氏ほどの自信はないですが、自分に正直に、目標に向かってまっすぐ進んでいきたいと思います。

 


おつかれさまでした!